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糖尿病の予防と食事
食生活のポイント
- 1日に摂るエネルギーを摂り過ぎない
- 栄養のバランスを良くする
- 3食を規則正しく食べる ことが基本になります。
エネルギーを摂り過ぎない
自分の消費エネルギーにみあった食事量を摂ることが必要です。 消費エネルギーは、年齢や日常生活の過ごし方で人それぞれ違います。 自分に必要な適正エネルギー量はどのくらいなのかを知りましょう。
栄養のバランスを良くする
栄養のバランスは、1日30種類程度の食品を使用することを目安にすると比較的整いやすくなります。 具体的には、主食、主菜、副菜がそろった食事内容にします。 糖質の多い食品(主に穀類、いも類、豆類、果物など)、 たんぱく質の多い食品(魚介類、肉類、卵、チーズ、大豆や大豆製品、牛乳など)、 ビタミン、ミネラルの多い食品(野菜類、海藻、きのこ類、こんにゃくなど) を3度の食事にまんべんなく取り入れるようにしましょう。
油脂類の使い過ぎは、エネルギーが多くなる原因になるので控えめにします。 また、動脈硬化の予防のうえからも植物油(魚油も含む)を使用するようにします。 塩分はなるべく少なくし、薄味とします。 減塩でもおいしく食べられるように香味野菜や香辛料、柑橘類、酸味などを利用し、 塩分だけでなく砂糖の摂り過ぎにも気をつけましょう。 アルコール飲料や嗜好飲料は原則として控えます。 アルコールや砂糖の摂り過ぎは、肥満の原因になり、また、栄養のバランスを乱します。
規則正しく3食を食べる
1日2食にしたり、間隔の空き過ぎた食事の摂り方はよくありません。 また、夜遅い食事もよくありません。 外食は、高エネルギー、高脂肪、高糖質の料理も多くバランスが乱れがちです。 利用するときはいろいろな食品が使用されている料理を上手に選んで、適量を食べるようにしましょう。
これらのほか、適度な運動も大切です。 日常の生活の中にウォーキングなどを取り入れ、いつでも、どこでも、1人で出来る運動を習慣化し、 肥満を防ぎ糖尿病などの生活習慣病の予防を心掛けましょう。